2009年 11月 14日 ( 1 )

 

レイチェルの結婚

結局、「ザ・ソプラノズ」のセカンドシーズンは、2話だけ観て諦めた。
一日で
あと、14話観れない。

一緒に借りてた「レイチェルの結婚」を優先した。

この選択は、大成功。
というか、「ザ・ソプラノズ」を借りすぎた時点で失敗しては、いるが
それを補って余り有るものだ。

ジョナサン・デミ監督は、本当にセンスが良い。
ともすれば
「もういいです、普通に撮って下さい」と思わずにいられない
ホームビデオ風の撮り方なのに
気持ち悪くなるどころか
観ている間
ずっと気持ち良かった。
揺らしてるようで揺れてない
とにかくカメラワークが素晴らしい!

「ボーン」シリーズ(2、3作)のようにアクションシーンに臨場感を出そうと
馬鹿みたいにカットを割って揺らすのより
遥かに臨場感がある。
その場の雰囲気、空気をカメラが見事に捉えてるから
人物の表情だけで
その人の気持ちが、くみとれる。

この映画のレビューをあちこちで見たら
賛否両論で驚いた。
「パーティのシーンが長過ぎて退屈」とか
「他人の結婚式に興味なんてない」とか
「感情移入できなかった」とか
「暗い」 みたいなことが 
書いてあって
俺がジョナサン・デミに謝りたくなった。

感情移入できなかったのは、この間、書いたように
観る人が歩んで来た人生、現在置かれている環境が
多いに作用するから
「移入しろ」とは、言えないし

暗いと思う人には、明るいハッピーな映画だけ観てて下さいとしか
言うしかないが

この映画は傑作だ。

ジョナサン・デミは
最高に美しいホームビデオを目指して

それをセンスよく
見事に実現している。
細部のこだわりもすごい。
たとえば庭の明かり、その配色
大事なものを入れてたケースにピストルズのステッカーは貼ってあったり
そのどれもがセンスが良いのがたまらない。

そして
レイチェルとシドニーの結婚のために集まった
家族、友人達のスピーチ
友人ミュージシャンの奏でる音
景色
流れて行く時間
俺は全然、退屈に感じなかった。

自分もその場にいるみたいだったから

種類は全然違うけど

「デスプルーフ」の後半
 以来の
映画的快感を味わえた。

映画館で観てなくてなんだけど

ほめる分には
いいということで。

DVD買って、また観ようと思う。
というか
これでも
書き足りない。




そしてジョナサン・デミといえば


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by iripon45 | 2009-11-14 00:00