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帰郷

何だか、すっかり燃え尽きたんだが
今年の舞台四本分の疲れが
ドッと来たんだか

しばらくは、ボッーとするでもなく
ただただ疲れてた。

普通の芝居だと「終わったんだぁ〜」という気持ちに加え
一緒に本番までの日々を過ごした仲間に会えなくなる
淋しさみたいな感情に包まれるんだが
ひとり芝居は、解放感はあるけども
もともと一人だから
あまりセンチメンタルには ならなかった。
そういえば、昔もそうだった。

千秋楽はゲストの三人と過ごしたけど
慌ただしかった。
合間にバカリズムくんと あれこれ話せて楽しかった。
あとそれぞれ三人が
袖で自分の出番を待つ姿は格好良かった。
彼らがそうやって自分と戦ってる姿をみて俺も燃えたしね。
これが堪んないだよ。
やってよかった。
また何かやれたら。

そして

久しぶりに映像のお仕事して
そのうち一本が福岡で撮影で
しかも祖父と祖母が かって過ごしていて
夏休みになると遊びに行っていた街で
感慨深くて。
でも、撮影終わって駅に向かうと
昔は活気があったんだけどなぁ、古着屋さんとタコ焼き屋さんと
あとは飲み屋さんしか開いてなくて、、、悲しくなった。

その後、時間が取れたんで 実家まで
電車を乗り継いで
少し遠回りして帰った。
夜の電車 人も少なくて
でも、昔よく乗ってた電車で
まあ なにかとセンチメンタルになる。

実家で少しばかり過ごして

博多に向かう帰りの電車の窓から見える
緑が田んぼが水路が川が山が
胸をキュンとさせてくれた。

ひとり芝居の「帰郷」に少し込めた想いを実感した。
一時期、けっこう本気で
福岡に住んで仕事の時だけ東京に行こうかと思ってた。

そこまで今は思ってないけど
自分の将来について
ボンヤリと考える。

このさき いつまで この仕事を続けられるか
わかんないけど
ともかく
やりのこしたことの無いよう
頑張ろう。

まずは執筆開始。

いや開始の準備にとりかかろう!



そういや上京一年目は完全にホームシックになった。
福岡に帰れる日を毎日銭湯の帰りに
指折り数えてた。
この曲切なくて大好きだ。
何度泣いたかわからない。

by iripon45 | 2010-09-27 04:27  

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