そこは、天神のはずれにあった名画座だった。
同時上映のイタリアのマフィア物を観てる時、
T君が「何かおかしばい。」と俺にささやく、
、、前の方の座席に二人で目を凝らすと、、、ジーザスっ!!
おじさんと角刈りのお兄ちゃんが、、、男同士で!!メイクLOVE!!
そう、その映画館は、そういう方達の出逢いの場でもあったようで、、。
もう全然映画に集中できない俺とT君、、。
「どげする?」「帰る?」マフィア物が終わってロビーで相談。
その間、通りかかる人たちはみんなソッチの趣味の人に見えビクつく。
上映のブザーが鳴る。
「とにかく頑張ってハロウィン観ろう!もし、もし、、、
俺達に迫って来たら、、どげする?、、戦う?」
、、、頑張って観た。
スクリーンの中では、次々と人々が殺人鬼に殺されて行く、、。
客席では、人が座席を動く度に恐怖する俺達。
、、、どっちがホラーか?だが、ブギーマンは俺達は襲わない、、 ブギーマンより怖い人達が天神におったとは。
それがカーペンター作品との出逢いだった。
帰り道「都会は怖いばい」「怖いとこばい」というやりとりが、延々繰り返された。
できれば、「ハロウィン怖いばい」「カーペンター凄いばい」
そんなやりとりがしたかった。
ともかく、そんな風なことを『グミ チョコ」のおかげで思い出した。
バンドと8mm映画のことは、又!
てゆうか、高校時代は書くことがありすぎて終わらないんで!
あと、「アメリカン グラフィティみたいな毎日ばい!」と思ってたあの頃の俺には、
「アメリカン グラフィティ2」だけはどんな事があっても
観るな!!と強く言いたい!
▲ by iripon45 | 2008-11-06 23:58 | 映画とか